物流コストを削減するには?具体的な削減ポイントや委託業者の選び方も解説

マルハナジャーナル!

物流コストの削減に悩んでいる事業者の方も、多いのではないでしょうか。物流コストは、どんな事業をおこなっていても、できるだけ削減して経費を抑えたいものです。

この記事では、物流コストの削減方法について解説します。具体的に削減できるポイントや委託業者の選び方も解説しているので、ぜひ内容を確認してみてください。

現在弊社では「物流コスト削減のための無料診断」を行っております。

昨今の人件費や燃料費の高騰で困っている場合は、コスト見直しをしてみませんか?

場合によっては物流費用の削減が可能な場合があるため、以下よりお気軽にお問い合わせください。

物流コストを削減するために必要なことは?

物流コストを削減するために必要なことは、物流にかかる費用を把握して業務を効率的に行ったり、無駄を削減したりすることです。物流にかかる費用を把握する方法として、「物流コスト比率」の計算が挙げられます。「物流コスト比率」とは、売上高のうちどれくらい物流にコストがかかっているかを計算したものです。

「物流コスト比率」を用いることで、より正確に自社の過去データや他社のデータと現状を比較できます。単に物流にかかった費用だけを比較すると、事業規模の大きさや売上に左右されて正確に検討できません。コスト削減の前に「物流コスト比率」を計算して正確なデータ分析を行い、コスト削減を実現しましょう。

日本ロジスティクスシステム協会の調査によると2022年度の業種別物流コスト比率は、製造業で5.66%、非製造業で5.24%でした。非製造業の内訳は、卸売業が5.71%、小売業が3.51%、その他が5.71%です。一般的に5%程度に抑えることが理想と言えます。

物流コストの内訳は?

物流コストの内訳には、大きく分けて以下の4つがあります。

  • 輸送・配送費
  • 荷役費
  • 保管費
  • 物流管理費

それぞれについてどのような費用なのか、詳細を確認していきましょう。

輸送・配送費

荷役費とは、荷物の入庫や出庫、運送する前の梱包にかかる費用です。荷役費の内訳は、以下の表のとおりです。

項目内容
入出庫費入出庫の作業にかかる費用。例:倉庫から製品をトラックに積み込むのにかかる人件費
包装・梱包費商品の梱包にかかる費用。例:配送用段ボールの費用
流通加工費宛名ラベルやギフト梱包の加工にかかる費用例:宛名ラベルの印刷費
積込費トラックなどの輸送車両に荷物を積み込むのにかかる費用例:荷崩れ防止のためのロープやベルトの費用
取卸費トラックなどの輸送車両から荷物を下ろすのにかかる費用例:荷物を下ろすのに使うフォークリフトの費用

インターネット販売の普及により個人のお客様への配送が増え、多くの会社で荷役費が高くなっています。そのため、荷役費の額だけを過去と比べても本当に無駄なのかが分からないことも多いです。

保管費

保管費とは、荷物の保管にかかる費用です。荷物の保管には多くの場合倉庫を利用しますが、倉庫での作業にかかる費用も保管費に含まれます。保管費の内訳は以下の表のとおりです。

項目内容
倉庫維持費荷物を保管する倉庫を維持する費用例:光熱費
倉庫賃借料荷物を保管する倉庫の賃料
マテハン費倉庫で使用する機器にかかる費用例:フォークリフトの導入費やメンテナンス費
倉庫人件費倉庫で作業するスタッフの人件費
火災保険料倉庫にかける火災保険の料金

外部の物流会社に業務委託して管理をお願いした場合は、上記の費用をひとまとめにして「保管費」とする場合が多いです。自社の土地で倉庫を作った場合に倉庫賃借料がかからないなど、支払う必要がない費用もあるので、詳細をチェックするようにしましょう。

物流管理費

物流管理費とは、受注や発注、在庫などの管理を行うのにかかる費用です。在庫管理システムの運用費や在庫管理を行う社員の人件費などが含まれます。新しく受発注や在庫の管理システムを導入した場合の初期費用も、物流管理費に含まれる点は理解しておきましょう。

物流コストの削減ポイント

物流コストを削減するために、以下を検討してみましょう。

  • 業務を効率化する
  • 人件費を削減する
  • 外部業者に業務を委託する

それぞれについて詳しく解説していきます。

業務を効率化する

物流コストの削減には、業務の効率化が有効です。業務を効率化すれば必要な作業や時間が少なくなり、その分人件費などの費用を削減できます。

業務の効率化には以下が挙げられます。

見直す項目説明
配送ルート配送ルートを効率化すれば、輸送の距離や時間を短縮でき、燃料費やトラック運転手にかかる人件費を削減できる。
倉庫内の配置倉庫内に保管する製品の配置を最適化すれば、製品の入出庫にかかる時間が減り、人件費の削減につながる。
梱包方法過剰包装を避けることで、梱包費を削減できる。また、梱包作業が簡素化できれば、梱包にかかる人件費の削減もできる。
物流システムの導入受注・発注の情報や在庫情報などをシステムで管理すればミスが減り、無駄な業務やそれに伴う人件費を削減できる。

特に配送ルートは、運送を専門に行う外部業者に委託することで効率化できます。専門的に運送している分、ルートを熟知しているため、自社で運送するよりも効果が大きい場合が多いです。

人件費を削減する

人件費の削減も、物流コストの削減ポイントの1つです。物流に携わる人を1人減らすだけで、月数十万円のコスト削減になるので、効果が大きいです。

昨今のインターネット販売の普及で物流の需要が高まっているため、トラック運転手などの人件費の削減は難しいと言われています。しかし、業務の効率化を行ってから適切な人材配置を行うことで、十分見直しが可能です。たとえば、これまで倉庫内の在庫管理などにあてていた人員を在庫管理システムに置き換え、その分トラック運転手を増やせばより効率的に人件費を配分できます。

外部業者に業務を委託する

物流コストの削減ポイントには、外部業者に業務を委託することも挙げられます。物流を専門とする業者に外注すればより効率的に物流を行ってくれるので、無駄な出費を抑えられます。

物流を専門にする業者は、最新の物流システムや最適な配送ルートを熟知しているので、自社で物流を行うよりも安い金額で業務を行ってくれる場合が多いです。また、物流業者は他の企業からも物流業務を受託しているので、共同配送などを有効活用し、1社あたりの物流コストを低く設定しています。

物流の外注先を選ぶポイント

物流の外注先を選ぶ際のポイントは、以下の3つです。

  • サービス内容が自社に合うか
  • 見積もり価格は適切か
  • サポートが充実しているか

それぞれについて内容を確認していきましょう。

サービス内容が自社に合うか

サービス内容が自社に合うかどうかは、まず最初に確認すべきポイントです。自社が求めているサービスとマッチする業者を選ばないと、かえって無駄なコストが発生してしまいます。

サービス内容を確認する際は、以下の項目を確認しましょう。

  • 取り扱う製品のジャンル
  • 取り扱う予定の荷物量
  • 倉庫の温度や湿度などの保管状況
  • 梱包方法
  • 基本料金とオプション料金の業務内容

物流業者にはそれぞれ得意とする種類の物流があるので、自社の製品や業務内容に合っている物流方法を得意としているか、慎重に検討しましょう。いくつかの物流業者を比較検討することで、自社にあったサービスを展開する業者を見つけやすくなります。

見積もり価格は適切か

見積価格が適切かどうかも、物流の外注先を選ぶ際に確認しておきたいポイントです。似たようなサービス内容でも業者によって価格が大幅に異なる場合があるので、複数の業者から見積もりをとって、サービスと価格が適切な業者を選びましょう。

見積もり価格を確認する際にチェックしたいポイントは、以下の4つです。

  • 導入費用…最初に業者に支払う必要がある登録料など
  • 保管費用…製品を倉庫で保管する際にかかる費用
  • 作業費用…倉庫で製品の在庫確認や入出庫を行うための費用
  • 配送費用…配送そのものにかかる費用

料金体系がサイズによるのか重さによるのかなど、細かいポイントが業者によって異なります。軽いけれどかさばる製品を販売している際は、重さで料金が決まる業者を利用するなど、自社製品に最適な料金体系かどうかも考慮しましょう。

サポートが充実しているか

物流の外注先を選ぶ際は、サポートが充実しているかも検討しましょう。顧客にとっては物流を担う委託業者も製品を販売する会社の一部なので、顧客満足度向上のためにもサポートが手厚い委託業者を選ぶ必要があります。

特に、トラブル発生時やイレギュラーな対応が必要な場合に自社のためにサポートしてくれるかは確認が必要です。物流では自然災害による被害や在庫管理ミスなどのトラブルが起こる場合も。そんな時でも自社と一緒になって問題を解決してくれる委託先であれば、安心して自社の物流を任せられるでしょう。

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まとめ

この記事では、物流コストの削減方法について解説しました。物流コストを削減する際は、物流にかかる業務を効率化して人件費などの諸費用を削減することが必要です。自社での管理に加え外部委託も検討すれば、物流コストを下げやすくなります。

物流の外注先を選ぶポイントは、以下の3つです。

  • サービス内容が自社に合うか
  • 見積もり価格は適切か
  • サポートが充実しているか

複数の業者から相見積もりをとることで、費用の相場や自社に必要なサービス内容を把握しやすくなります。一口に物流の委託業者といっても得意な業務が異なるので、十分に比較検討して自社の製品に適した委託先を選びましょう。