通関業者は輸出・輸入手続きを代行してくれる業者！

　皆さんこんにちは！今回は我々通関業者がどの様なことを代行するのかということについて取り上げてみます！

なかなか分かりにくい輸出・輸入の手続きの世界。そこ通関業者に依頼するとどのようなメリットがあるかについてここで知ってもらえればと思います！

輸出・輸入時の手続きとは？

　ここでは一般の企業様が、税関に赴いて申告する場合について解説します。

輸出の場合

I　まず貨物が置いてある通常の倉庫から、保税蔵置場の許可を受けている倉庫、もしくはコンテナにバン詰めした状態でコンテナヤードCYに搬入します。

II　その保税蔵置場を管轄している税関に赴き、窓口電子申告端末でNACCSにより申告します。(設置している場所は少ないため、ない場合は手書きで申告書を作成します。)

III　恐らく区分３の扱いとなるので、輸出の許可の前に税関の検査が入ります。その場合は立ち合いを行うことになりますのでまた１日取られると考えてください。

IIII　輸出の許可が出たら蔵置場に輸出許可書を送付し、予約した船等に船積みして完了となります。

輸入の場合(マニュアル申告の場合)

I　貨物が船から降ろされ、BL(Bill of Landing)とA/N(アライバルノーティス)を入手したら費用を船社に振り込み、D/O処理(貨物を引き取れるようにすること)をしてもらいます。

II 　貨物が蔵置されている蔵置場を管轄している税関の窓口へ赴き、輸入申告書をもらいます。その後税関の方に教えてもらいながら必要事項を記入していきます。輸入の場合には課税価格をしっかりと計算し、その上で関税額・消費税額等も計算し、自分で用紙に記入していきます。

詳しくは税関のHPにも解説がありますのでご覧ください。

FAX1110.pdf (customs.go.jp)

III 税関の検査になると検査に立ち会い、質問事項などに答えます。

このように通関業者に依頼せず、通関しようとするとかなりの時間がかかるわけです(-_-;)

面倒な手続きを通関業者が代行！

NACCSによるスムーズな通関！

　通関業者は主にNACCSという輸出入に係る手続きをオンライン上で行うシステムを使用して通関を行います。
　
　このシステムであれば必要な事項を記入し、パソコン上で申告のすべてを完結させることができます。申告を行うとその場で区分１・２・３のいずれかが表示され１であればそのまま許可。２の場合は書類での審査。３の場合は貨物を確認しての審査となります。

　それぞれの審査の場合でも税関から質問がくる場合がありますが、それも全て通関業者の通関士が担当することとなりますので、お客様が直接税関の方とお話することはありません。
(お役所の人と話をする必要がないのでノーストレスかつスムーズに進めることができます！)

他法令関係の申請手続きもおまかせ！

　輸出・輸入の通関の際には他法令の届出・承認・許可が必要になることがあります。これらを一つ一つ手作業で申告しようとするとかなりの時間がかかってしまします！

　しかし通関業者であればこれらの申告も全てNACCSで行うことが可能です！また、それぞれの検査の立会や、追加での説明も担当者が代行するためスムーズに手続きを終えることができます。
　
　また、一度申告した内容はデータとして保存されるため、２回目以降はよりスムーズに進めることが可能です！

日新運輸工業ならよりスムーズな通関が可能です！

担当制採用でよりスムーズかつ確実！

　弊社ではお客様ごとに担当者がつき、輸出であれば積込船舶や混載便の予約、国内での輸送、蔵置場への搬入、通関、B/Lのサレンダー処理までを。
輸入であればアライバル費用の振り込みから他法令の届出、通関、国内での配送を一人の担当者が行うため、スムーズな手配が可能です！

　一般的な通関業者では、お客様との打ち合わせ担当・他法令等の担当・通関担当・配送担当などセクションが分かれていることが多いのですが、弊社はそれを全て一人の担当者が行うため、ノンストップで通関から配送までを手配することが可能となっております。

　また、いつご依頼頂いても基本的にはいつもの担当者が対応させていただきますので、安心してご相談いただけます！

弊社スペシャリストたちにお任せください！

　いかがでしたでしょうか？輸出入通関を各企業でやると人も時間も必要以上余計にかかってしまいます。

　その時間を短くし、ノーストレスで商品の発送・受け取りを可能にするのが通関業者をご用命していただくメリットになります。

　なので｢面倒な手続きを省きたいなぁ｣ですとか｢時間がかかるのは嫌だなぁ｣とお思いの方は、ぜひ通関業者の利用をお考え下さい！