モーダルシフト(国内輸送)
日新運輸工業は、地球環境にやさしく、一度に大量輸送が可能なJRコンテナとフェリー輸送に早くから取り組んでまいりました。
トラック等の自動車で行う貨物輸送に比べCO2の排出量を鉄道は約1/10、船舶は約1/5(2020年度試算)に減らすことができます。最近ではモーダルシフトとよばれ、国が推進する政策となっています。そして、SDGsとしても有効な対策になります。
ドライバー不足の解消という観点からも注目されています。
鉄道とフェリーで輸送している時は、ドライバーが運転する必要がありません。鉄道とフェリーに積んでいる前と後のみトラックで運べばよいからです。
働き方改革関連法によって2024年4月1日以降、自動車運転業務の年間時間外労働時間の上限が960時間に制限されます。これにより、日本全国のトラックでの輸送能力が大幅に低下すると考えられます。これを「2024年問題」といいます。特に長距離輸送が困難になると考えられます。
モーダルシフトは、価格面で考えても、中・長距離輸送において、コストメリットが出しやすくなります。
中・長距離輸送をおこなっている企業様、環境・ドライバー不足・料金において優位性を出せるモーダルシフトによる輸送を是非ご検討ください。
モーダルシフトとは
■モーダルシフトとは、トラック等の自動車で行われている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へと転換することをいいます。
現在では、環境負荷の低減は多くの企業で社会的責任(CSR)と位置付けて、商品の生産から廃棄にいたる全ての場面で取り組まれていますが、その中で輸送(物流)における環境負荷の低減にはモーダルシフトや輸配送の共同化、輸送網の集約等の物流効率化が有効です。その中でも、特にモーダルシフトは環境負荷の低減効果が大きい取り組みです。
※国土交通省のWebサイトより
モーダルシフトが有効なSDGsの目標
当社では地球環境に優しく、一度に大量輸送が可能なJRコンテナとフェリー輸送のモーダルシフトに努めています。モーダルシフトはカーボンニュートラル実現に貢献するだけでなく、長距離の陸上輸送を回避することができることから、今後ドライバー不足への対応としても有効な手段になります。
JRコンテナ輸送
JRコンテナ輸送は、最寄りの駅間輸送で、全国各地に対応しています。また、約90%のCO2削減にもつながります。
コンテナのサイズは、5フィートから31フィートまで様々あります。
フェリー輸送
当社のフェリー輸送は、新門司~神戸・大阪・東京間の無人航送(ドライバーは乗船しないで、貨物を積んだトレーラーだけを船に載せて輸送する方法)で、一度に20トンの輸送が可能です。積卸地~港の輸送も行います。また、60%以上のCO2削減にもつながります。
国内輸送拠点
部署名 | 所在地 | 電話番号 | MAP |
運輸部輸送課(本社) | 山口県下関市長府港町14-1 | 083-245-5444 | |
物流センター | 福岡県北九州市門司区新門司北1-6-6 | 093-481-5031 | |
通運営業所下関駅 | 山口県下関市東大和町2-7-10 | 083-267-7898 | |
通運営業所宇部駅 | 山口県宇部市西宇部南 4-11-29 | 0836-41-4977 | |
神戸営業所 | 兵庫県神戸市東灘区向洋町東3-2 阪九フェリービル3F | 078-857-1586 | |
三菱営業所 | 山口県下関市東大和町2-7-10 | 083-267-7898 | |
中京営業所 | 愛知県名古屋市港区秋葉3-28 | TEL : 052-387-9790 FAX : 052-387-9793 |