数方庭祭 本番!
2025年8月7日(木)から13日(水)の7日間、下関市長府の忌宮神社で伝統的なお祭り「数方庭祭」が行われ、例年どおり今年も当社は参加しました。
数方庭祭は約1800年続くお祭りです。時は古代、仲哀天皇が豊浦宮(現在の長府)に滞在していた頃、朝鮮半島の新羅の将・塵輪(じんりん)が豊浦宮に攻め寄せてきました。奮戦し、仲哀天皇が自ら弓矢を取って塵輪を討ち取りました。勝利を喜び、塵輪の屍(しかばね)のまわりを矛をかざし旗を振って踊ったのが祭りの起源とされています。今では、期間中の毎夜男性は幟(のぼり)を、女性は切籠(きりこ)と呼ばれる灯籠を吊した七夕飾りの笹竹を持って、境内の鬼石と呼ばれる石を3周練り歩きます。白装束を身にまとった男性が担ぐ幟は、長さ20~30メートル・重さ100キロにもおよび、これを1人で担ぎます。
太鼓・鉦・掛け声を合図に大きな幟が一気に出てきて、綺麗にまわる様子は勇壮であり美しく、このお祭りを「天下の奇祭」と呼んでおり山口県無形民俗文化財に指定されています。
数方庭祭では太鼓がキーワードとなっています。毎日1番太鼓から4番太鼓を行い、7日間×4番太鼓=28番太鼓あります。祭り期間内に28番太鼓をやりきらなくては災いが起きてしまうと言われています。このため、台風等で太鼓ができなかった日があっても、残りのお祭り期間中に28番太鼓まで奉納できるよう、太鼓をたたく回数を増やす日を設けるなどして調整します。
このような伝統的なお祭りに参加させてもらえて光栄です。今年は天候が悪く開催できない日もありましたが、無事に奉納することができました。
当社は、他社様と協力して焼き鳥の屋台出店もしていて熱いお祭りです。



竹を担ぐぞ!
切籠は意外と重たいんです!
法被を着て焼き鳥!

